2008年05月12日
吉田松陰 熟とは
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吉田松陰 今日の一言
『熟とは』
今の学ぶ所の、四書五経は、皆聖人の学なり。
然るに善の善に至らざるは、熟の一字を闕くなり。熟とは口にて読み、読みて熟せざれば心にて思い、思いて熟せざれば行う。行いてまた思い、思いてまた読む。
誠に然らば善の善たること疑いなし。
今人々が学んでいる四書五経は、孔子、孟子が説いた教えを記したものである。
それなのに、善の善なる境地に達することが出来ないのは、「熟」という一字を欠いているからである。
「熟」とは、口で読み、読んで熟さないなら、思索、つまり物事に筋道を立てて深く心で考え、思索しても熟さないならば行動する。
行動して、また、思索し思索してまた読む。
本当にこのように努力すれば、「熟」して善の善なる境地に達することは、疑いないことである。
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