2008年02月08日
吉田松陰 自ら四時あり 其の壱
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吉田松陰 今日の一言
『自ら四時あり』
吾れ行年三十、一事成る事なくして死して禾稼の未だ秀でず実らざるに似たれば惜しむべきに似たり。
然れども義卿の身をもって云えば、是れまた秀実の時なり、何となれば人寿は定まりなし、禾稼の必ず四時を経るの如きに非ず。
私は今、30歳で人生を終わろうとしている。
いまだに、何1つとして物事を成し遂げた事がなく死ぬのであれば、これまで育って来た穀物が成熟しなかったことに似ているので、惜しむべきかもしれない。
しかし、私自身の人生から言えば、稲の穂が成熟して実りを迎えたときなのであろう。
どうして悲しむことなどあろうか。ありはしない。
人の寿命ほこうだと言う決まったことはない。
つまり、穀物が必ず四季を迎えて成熟するようなものではない。
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