2008年01月29日

吉田松陰 武士たる者は

吉田松陰一日一言―魂を鼓舞する感奮語録吉田松陰一日一言―魂を鼓舞する感奮語録
(2006/12)
川口 雅昭

商品詳細を見る

吉田松陰 今日の一言

 『武士たる者は』 

敬は即ち備えなり。
武士道には是を覚悟という。
論語に「門を出でては大賓を見るが如し」と云う。
是れ敬を説くなり。
呉子に「門を出るより敵を見るが如くす」と云う。
是れ備えを説くなり。
並びに皆覚悟の道なり。
敬・備は怠の反対にて、怠はすなわち油断なり。
武士たる者は行住坐臥常に覚悟ありて油断なき如くすべしとなり。

 
敬とは備えることである。武士道ではこれを覚悟という。
論語に、家の門を出て他人に接するときには高貴の客人を見る時のように慎みなさいという。
これが敬が説いている。
呉子に、門を出たときから敵を見るようにしなさいという。
これは備えを説いている。
共に覚悟のあり方である。敬うことと備えることは怠ることの反対であり、怠ることはつまり油断である。
武士というものは、日常において起居動作において常に覚悟をし油断のないようにするべきである。


この記事へのトラックバックURL
http://shouin1859.gifulog.com/t36051