2008年07月03日
吉田松陰 憚り多きことならずや
吉田松陰 今日の一言
『憚り多きことならずや』
道は古聖賢大抵言い尽くせり。
今の学者多くは其の書を観て口真似をなすのみ、別に新見卓識古人に駕出するに非ず。
然れば師弟共に諸共聖賢の門人と云うものなり。
同門人の中にて妄りに師と云い弟子と云うは、第一古聖賢へ対して憚り多きことならずや。
人としての道は昔の聖人や賢者が大抵言い尽くしている。
今の学者という者、多くはその書を見て、口真似をしているだけである。
別に新しい発見や優れた見識が、昔の聖賢を凌いでいる訳ではない。とすれば、師も弟子も全て聖賢の門人というべきものである。だから、むやみに師といい、弟子というのは、昔の聖賢に対して、恐れ多いことである。
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