2008年02月29日

吉田松陰 今日の一言 如月


2008年02月29日

吉田松陰 蒼天なきに非ず

吉田松陰一日一言―魂を鼓舞する感奮語録吉田松陰一日一言―魂を鼓舞する感奮語録
(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『蒼天なきに非ず』

黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず。

黄色い霧が天地四方を閉じ込める、といっても、その上には青空がないわけではない。
何らかの事情で志がすべて閉ざされても、天の神様がいないわけでもない。
だから諦めずに踏みとどまり、やりぬくことが大事です。

きっと報われるときが来るはずです。  

2008年02月28日

吉田松陰 己に在りて

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『己に在りて』


憂楽の変は己に在りて、物にあらんや。

憂えたり、楽しんだり、ということの原因は自分にあるのであって物にあるのではない。

そうなんです、どんなことでも自分の心しだいでは愉しくもなり、詰まらなくもなる。
ようは心なんです!  

2008年02月27日

吉田松陰 行を研き名を

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『行を研き名を立てんと欲する者は』

古に曰く「閭巷の人、行を研き名を立てんと欲する者は、青雲の士に附するに非ずんば、悪んぞ能く後世に施さんや」と。


昔はこのようにいった。
「一般の人で行いをみがき、名を立てようと望む者は、立派な志のある人に付かなければ、どうして後世に名を残すような人物になれようか。なれはしない」と。  

2008年02月26日

吉田松陰 人物を棄遺せざる

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『人物を棄遺せざるの要術』

人賢愚ありと雖も、各々一二の才能なきはなし、湊合して大成する時は必ず全備する所なり。
人物を棄遺せざるの要術、是れより外復たあることなし。


人には賢い人、愚かな人がいるが、それぞれに一つや二つの才能がない人はいない。
それらを総合してまとめれば必ず完璧に近い人物多なるであろう。
これは実際に私が(松陰)人を教えてきて経験してきたものである。
絶対に人を見捨てないという大切な手段はこれより他にない。  

2008年02月25日

吉田松陰 昼夜となく

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『昼夜となく勉むべし』

「声聞情に過ぎるは、君子之を恥ず」と。
是れ実行実徳なくして虚声虚聞ある者は、或いは一人を惑わし、一時を眩ますべけれども、終には天下後世の公論を免れざることなれば、君子は行を積み徳を累ねることを、源泉の如くに昼夜となく勤むべしとなり。


「評判が実態より高ければ、立派な心ある人はこれを恥じる」という。
実際の立派な行動や人徳が無いのにそれ以上の名声や評判がある者は、1人の人間を惑わしたり、一時的にごまかすことはできよう。
しかし、結局は世間や後世の人の公平な批評は逃れることは出来ない。
とすれば、立派な心ある人は、源泉から絶えず流れ出る水の如く、一瞬たりとも怠らず、行いを正しく、人としての徳を積み重ねる努力をしなければならない、と言う意味である。


その場限りのごまかしは効かないということでしょう。
必ず後々に、ちゃんとした審判が下されます。
日々精進、日々努力これが必要なんです!

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2008年02月24日

吉田松陰 往を以って

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『往を以って』

物固より一を以って百を知るべく往を以って来を知るべきものあり。

物事には、一を知って、百を理解すべきことがあり、また、過去のことから未来を予測すべきものがある。

過去の教訓は生かさねばならず、失敗を失敗のままに終わらせないためには、それが必要である。
また一を聞いて一しか理解できないようでは成長は無く、一つのことから多くを学ぶ姿勢が大事なのでしょうね。

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2008年02月23日

吉田松陰 無情却って

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『無情却って』

無情却って情けあり。

無情、情けがないように見える中にこそ、逆に情けがある。

冷たく感じるかもしれないが、それは敢えてその人のためを思っていることもある。
優しい言葉を投げかける人が本当に情のある人ではないのだ。
親身に思えば時にはキツイ一言も言わねばならぬ。

そのような意味なのだろう。  

2008年02月22日

吉田松陰 失い易き者は

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『失い易き者は』

得難くして失い易き者は時なり。

得ることが難しくて、失いやすいものは時間である。

吉田松陰―身はたとひ武蔵の野辺に (ミネルヴァ日本評伝選)吉田松陰―身はたとひ武蔵の野辺に (ミネルヴァ日本評伝選)
(2003/09)
海原 徹

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2008年02月21日

吉田松陰 十分の得意は

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『十分の得意は』

天下の事何に依らず、十分の得意は甚だ難きことにて、千載一遇と申すべく候。

世の中のことは何であっても、全て自分の望み通りになると言うことは大変難しいことである。
千年の長い間に、わずかに1回しかないくらい、容易にその機会に会えない、というべきものである。

何事も時には妥協すべき点もあるということか。
すべてが思うように運べばいいのだが、確かに10の事を10叶えることは難しい。
なるべく近づけるように努力はするが結果に落胆する事無く、更なる精進をすればいいだけのことなのだろう。

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2008年02月20日

吉田松陰 道義をのみ

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『道義をのみ』


命は人力人智の及ぶ所に非ず。
故に是れを天に帰し天命と言う。
天命なる上は天に任せ置きて人は只管道義をのみ守りさえすれば、死生窮達、順受素行、驚くにも恐るるにも及ばず。



宿命は人の力や知恵が及ぶところではない。
だから、この原因を天に任せ、天命と言うのである。
天命であるからには、それは全て天に任せ、人は一途に人として行うべき道を守りさえすればいいのである。
生死、困窮、栄達などを素直に受け入れ、我が身の分に応じて正しく生きておれば何も驚く
ことはなく、恐れることもない。  

2008年02月19日

吉田松陰 誠の字の外

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『誠の字の外』

天道も君学も一の誠の字の外なし。
一に曰く実なり。
二に曰く一なり。
三に曰く久なり。
故に実と一とを作轍なく幾久しく行うこと、これ久なり。


世間一般の道も、君子たるの学問も、たった1つ誠の字のほかにない。
一に言う、実際に役に立つことを行うことである。
二に言う、それだけを専一におこなうことである。
三に言う、ずっと行うことである。
だから、実学を専一にやったりやめたりすることなく、ずっと行うことこれが久である。

難しく聴こえますが、たった1つの決めたことを最後までやり抜け!ということでしょう。
人のため、役に立つことをしっかりとやり抜く。
これが一番大変なんですよね・・・・

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2008年02月18日

吉田松陰 俗輩と同じ

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『俗輩と同じかるべからず』


自ら以って俗輩と同じからずと為すは非なり、当に俗輩と同じかるべからずと為すは是なり。
蓋し傲慢との分れなり。


自分をくだらない人間と同じでないとすることはまちがっている。
くだらない人間と同じような人間にならないようにしようとするのはよい。
それは、思う上がることと、自分を奮い立たせることの違いである。

良い言葉ですね。
世の中のインテリと呼ばれる人は大体自分は他人とは違うなどと言ってのける。
だが、それは間違っている。

自分はくだらない人間にならないとする努力こそが大事である。
人は常に謙遜し、常に向上しようとする心が大事なのであろう。

心鳴りやまず―いま、吉田松陰とその母心鳴りやまず―いま、吉田松陰とその母
(1999/11)
内藤 泰春、井出 智香恵 他

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2008年02月17日

吉田松陰 苟免を止む

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『苟免を止む』


武芸を興し、奢侈を禁じ、偸安を戒め、苟免を止むる、皆一理なり。

武術について技芸を盛んにし、贅沢を禁止し、目先の安楽をむさぼらないように戒め、一時逃れをやめさせることである。それぞれどうりである。

簡単に言えば楽しいことに心を奪われないで、精進しなさいということだろうか。

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吉田松陰を語る (1974年)吉田松陰を語る (1974年)
(1974)
橋川 文三、司馬 遼太郎 他

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2008年02月16日

吉田松陰 磊々落々

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『磊々落々』

大丈夫書を読み道を学ぶには、その志を立つること当に磊々落々として流俗の表に樹立すべきなり、何とすれぞ区々碌々として止まんや。

心ある立派な男子が書を読み、人としての道を学ぶ際には、その志たるや、まさに心を大きく持ち、小事にこだわらないようにして、俗世間に抜きん出た所に打ち立てるべきである。
どうして、こせこせとして、何の役にも立たないような志でいいだろうか。
そんなことではいけない。  

2008年02月15日

吉田松陰 千古一道

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『千古一道』

四目を明にし、四聡を達すとは、古聖の明訓なり。
而して其の道二つあり。
天下の賢能に交わり、天下の書籍を読むに過ぎず。
有志の君、千古一道、要は目を明らかにし聡を達すると、密かに感嘆し奉るところなり。


広く四方の物事を見聞し、広く四方の万民の意見を聞いて、君主の耳に意見が入るのをさまたげることのないようにせよ、とは昔の聖人の立派な教えである。
そして、そこに至る方法は二つある。
広く賢人と交際すること、そして、広く読書をすることである。
志のある君主たる道、それはいつの世にも一つであり、不変である。
要点は見聞を広め、人々の話を聞くことである、と。
人知れず、感心し褒め称えています。

本当に広く異見を聞き、取り入れ、見識を深める人は成功する。
現代の多くの成功者は皆そうであると思う。
トップに立つとどうしても己の力や考えに慢心しがちになる。
そこをうまくコントロールできれば長く成功者としてあり続けることが出来るであろう。


風になった男、吉田松陰―二十一世紀の扉を開くために風になった男、吉田松陰―二十一世紀の扉を開くために
(1996/07)
渡部 かつみ

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2008年02月14日

吉田松陰 尽く書を信ぜば

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『尽く書を信ぜば』

孟子言えるあり、曰く「尽く書を信ぜばすなわち書なきに如かず」と。


孟子は次のように言っている

書(書経)の内容をことごとく信じるならば却って、書はないほうがましである。  

2008年02月13日

吉田松陰 終身忘れざるなり

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『終身忘れざるなり』

力を用うること多きものは功を収むること遠く、其の精誦する所はすなわち終身わすれざるなり。

多くの努力を注ぎ込んだことは、すぐに其の功績を手中にすることはないかもしれない。
しかし、全精力を集中して学んだものは生涯忘れないだろう。

努力をした結果はすぐには出ないかもしれない。
しかし、其の努力によって学んだことはずっと忘れずに自分のためになることは実際に経験上みなさんわかってますよね。
体が覚えているというか、感覚で記憶に残っている感じです。
人は努力なくして語れないのでしょうね。



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吉田松陰先生名辞―素読用吉田松陰先生名辞―素読用
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川口 雅昭

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2008年02月12日

吉田松陰 己を正すの学

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『己を正すの学』


己を正して而る後に人に教えれば、また誰か敢えて従はざらんや。
己を正すの学、勤めずんばあるべからず。

自分を正しくして、その後で人を教えるのであれば、どうして従わない人がいるであろうか。
ありはしない。
自分を正しくする学問に励まないようではいけない。

人を教えるのあたり、まずは己を律することが肝要である。
自分が出来てもいないのに人に指示を出していても誰も着いて来ないのである。
これは会社を運営している人に特に言いたい。

社長だから何をして言い訳ではない。
まずは社長自ら律するところから始めて見れば、社員は自ずと着いて来るでしょう。







  

2008年02月11日

吉田松陰 心を竭し

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(2006/12)
川口 雅昭

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吉田松陰 今日の一言

『心を竭し』


願わくば心を竭し力を尽くし、薀を発して惜しむなかれ。


できることなら、どうか、心を尽し、能力をつくし、またこれまで蓄えてきた力を全て発揮して、出し惜しむことのないようにしなさい。

現代風にいえばBestをつくしなさい!ッてことでしょう。
後悔をしないためにもやれるべきことはしなくてはいけません。




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